6月20日、長野県上田市でメガソーラー問題を視察しました。もちろん、再生可能エネルギーの普及は否定するものではないけども、景観や環境の面から、メガソーラーに問題が発生することは知っていましたが、視察は今回が初めて。
上田市の飯沼地区の里山に、44000枚のソーラーパネルを設置する計画で、その山の斜面のすぐ下は土砂災害警戒区域も広がっています。ソーラーパネル設置のために気を切るので、対策はするというけども、土砂災害が心配されます。
メガソーラーを設置したい事業者は、民間の企業ということになっていますが、「儲け優先」で設置が進められ、災害や景観などの地元の方の不安、心配、疑問を受け止めた規制をかける法整備が遅れているということがよくわかりました。建築法、都市計画法、森林法など、いまある法律で、ケースバイケースで対応がされているようですが、逆にいうとそれが限界。これこそ、新しい問題への政治の対応が求められていることを学びました。
しかし、よかったのは、我らが「衆議院議員」藤野さんがいっしょに視察してくれたこと!そして、史上最高の8人の県議団となった日本共産党県議団から2名参加していただいたこと!こういう問題では、やはり実際にバッジをつけた議員がいるということは大変重要!当面の対応、中長期の対応で解決に力をつくす決意です。