活動日誌

出会った涙に不戦を誓う

 「安倍政権の暴走政治にストップをかけてほしい」「市民・国民の力で動かす政治に変えてほしい」と切実に願って、「全国は一つ」と最後の瞬間まで、ご支援、ご奮闘いただいた全国の多くの皆さんのお力で、国会に送っていただくことになりました。ありがとうございました。
 私たちは日本共産党の比例候補の「ベストチーム」として全員が国会へと力を合わせてきました。かなわなかった人たちの思いも合わせ、北海道から沖縄まで共産党に寄せられた皆さんの願いを、しっかり国会に届けていきます。
 印象的な出会いもありました。涙を目にためて「戦争は、いけねぇーッ」と語った高齢者や、「『アベノミクス』を実感しない」と語った福祉現場で働く若者など、多くの場面がありました。
 日々、「市民と野党の共同」の熱気を、複数区を含め、肌身に感じました。野党の選挙協力で全国11選挙区で競り勝って、私の活動地域、東海・北陸信越9県でも、「1人区」七つのうち新潟、長野、三重の3県で勝ちました。これは、新たな政治への一歩です。
 多くの原発を見て、各地で「原発ゼロの日本を」の願いも聞きましたので、原発再稼働にストップをかけたいと思います。TPP(環太平洋連携協定)問題では、各県で農家やJA関係者の反対の声を聞いてきました。TPP参加を許さず、農業と大地を守り食の安全のため力を合わせていきたいと思います。
 また、深刻な子どもの貧困問題、保育士の処遇改善や認可保育所の増設、「給付制奨学金を」の声に応える活動を進めたいですね。
 「家族の支えあっての選挙」でした。6歳、4歳、2歳の男児がいますが、妻も大変でした。妻にはあらためて「本当に尊敬します」と言いたいです。
 改憲勢力が3分の2を超えましたが、「日本は戦争しない」と世界に先駆けて誓った平和憲法を守るため、新参院議員として全力で頑張ります。