今日は、長野県の霧ヶ峰高原に計画されている大規模太陽光発電建設について、地元住民のみなさんのお話をうかがってきました。
再生可能エネルギーは普及させたいわけですが、この計画では、188haもの土地、そのうち約90haを開発し、メガソーラーを建設します。工事用道路やパネル設置のために発生する土で、えん堤をつくり、調整池という名のダム湖ができ、さらにその上流部の沢に土砂を埋めるとのこと。
「繰り返し土砂災害が起こっている場所」「湧水も豊かで茅野市の約20%の方の水源」「環境影響は本当にないのか」など様々な声をお聞きしました。
この計画は長野県環境影響評価条例によってアセスが行われている事業であり、今後のことを考えても重要です。
もうけ優先の開発ではなりません。太陽光発電を進めるにしても、環境を壊さず、誰もが納得できるものでなくてはならないと思います。各地にあるこうした問題に、これからも取り組んでいきます。