活動日誌

長野市国有林倒木調査

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長野市の市街地から戸隠方面へ向かう市道で、倒木が相次いでいるとのことで、現地調査に行きました。野々村博美市議に同行いただきました。実は、倒木は国有林で起きているのです。

市の担当者から話を聞くと、例年倒木はあるとのこと。今年は1月15日に発生した倒木が、雪道を走行中の自家用車の後部座席付近にぶつかり、あわやという事故が発生したということです。
市は市道の維持管理を行うという立場から、通行の妨げになるような倒木は直ちに撤去するわけですが、雪が路面や山にも残り撤去作業ができたのは4月に入ってからだったとのこと。だからこそ、倒木が起こる前に、国有林内での倒木の予防対策が必要とのことでした。

国有林内にすでに倒れ、根っこが見え、滑り落ちそうな木もありますが、それに対して林野庁の中部森林管理局は、長野市に対して対策を求め、対策工事の現場を事後確認されたということで、「なぜ国有林なのに???」という疑問がわきました。

市道脇の落石などを防ぐフェンスも倒木により折れ曲がっていますが、これも市の予算で直すことになりますし、
切った木は国の財産なので、国有林の敷地内に置いておくように指導されているなど、釈然としない思いが次々と…。。

災害も各地で起こっています。「市道の管理」との立場から、自治体まかせの姿勢でよいのか、正面からの検討が必要です。