活動日誌

長野県千曲市競輪場外車券場設置計画問題で、経済産業省へ

今日、長野県千曲市に競輪場外車券場の設置計画が持ち上がっている問題で、経済産業省の関東経済産業局へ。
設置反対の思いを伝えるとともに、許可にあたっての法的な対応の内容や考え方をお聞きしました。

反対する市民の会のみなさんは、反対署名を4300筆集められています。地域の方に今回の計画はあまり知られていなかったようですし、推進派からの「反対署名にはサインしないように」という働きかけもあるとききますから、「千曲川や棚田に代表される文化豊かな地域をギャンブルの町にしたくない」という訴えには力強さがありました。

「反対の声があることは承知している」
「許可にあたっては地元住民の合意が必要であり、その合意がどのように得られたか事業者からよく聞き、確認する」という話でしたが、住民のみなさんからすれば、事業者からだけ聞いても、反対の声がどう踏まえられ、経済産業省が許可したのかというプロセスが不透明では不信につながります。

会のみなさんが、地元自治会8区のうち、所在する中心の区が同意しているから、他の区も同意せよ、と同意を迫るやり方があったことなど文書に基づいて指摘をすると、
「これらも許可にあたっての重要なエビデンス(根拠、要因)になる」との回答。

許可申請の必要書類には、こうした細かな文書もすべて必要と明記されている訳ではないですから、会のみなさんが運動され、今日情報提供できたことも大きな意味があった、ということでしょう。逆にいえば、運動がなかったらこうした事実や住民の声は届かなかったわけですから。
引き続き、取り組みたいと思います。