活動日誌

長野県北信15市町村農業委員会長との農政懇談会に参加

長野県北信15市町村農業委員会長との農政懇談会に参加。安倍農政が現場といかに解離しているかという訴えに始まり、6項目に渡って意見交換しました。

まず参加した議員は、私を含めて5名。政党別でいうと、自民党1名、民進党2名(御一人は無所属で選挙をたたかったが党籍はあるとのこと)、希望の党1名、日本共産党1名。(公明党からも1名参加予定と聞いていたが欠席)。実に政権与党は1名のみとなりました。

懇談が始まると、次々と現地の苦しさを伝える訴えが。
「農地の集約化というが、中山間地や果樹園という条件では難しい」
「集約化できたかどうかを評価され、助成額を決められてはたまらない」
「米の直接支払いがなくなったら農家経営に大打撃だ」
「遊休農地を何とかしてくれというのであれば、そのための支援を」
「新規就農者を増やすための支援をもっと強化して欲しい」
「野生鳥獣対策の電気柵は豪雪地帯では毎年付け替えるなど手がかかることを考慮してほしい」
「農村は高齢化している。10年、20年後はどうなるか」
「11ヵ国のTPP や、日欧EPA をどう見ているのか、考え方を教えてほしい」…。
次々と意見が出されます。

時間の限りはありましたが、
日本共産党の綱領の立場から始まり、新自由主義的な政策は日本の農業と合わず、現場との解離が生まれて当然だと思うこと。
米の直接支払い廃止はやめて、むしろ15,000円に戻すこと。
TPP には断固反対してきたし、日欧EPA の大筋合意が伝えられるが撤回を求めるなど、日本共産党の立場を私なりに答えさせていただきました。

「武田さんは中野市のりんご農家の息子さんっていうこともあるから、実情をわかってもらえると思う」「武田さんがいて、これまでの懇談会とインパクトが違った」「今後とも長野のためによろしくお願いします」など、声をかけていただきました。
今回の懇談会で聞かせていただいた声をしっかり我が物として、いかしていきたいと思います。