来年、動物愛護法の改訂を迎えますが、犬猫の殺処分ゼロをめざす議員連盟による議員立法での改正となります。
同議員連盟の井上さとし参院議員(副座長)と私(法改正のプロジェクトチームに加わっています)で、長野県の動物愛護センター、通称ハローアニマルと、長野市の保健所を視察しました。
動物虐待事件も問題となる昨今。動物愛護への国民的理解、関心は少しずつ広がっているように思います。
長野県では、2002年に動物愛護センターが作られ、県下の学校から生徒が訪れるふれあい教室などで、動物愛護、適正飼養の普及啓発活動や、不登校の子どもたちが動物と触れあう動物介在活動で、「ハローアニマル」が活躍中。開所以来、さまざまな方の協力を得ながら、活動を発展させてこられていました。
長野市保健所は限られた施設・設備でも努力で殺処分を減らしてきた努力をお聞きしました。地域猫活動の支援や土日に譲渡会を開催するなど、できる努力をされてきたとのこと。それでも、現状で猫舎が足りないということで、施設整備の必要性もお聞きしました。
今回の視察も参考に、法改正に向けて議論をすすめていきます。
