金沢市での調査や、東北、北海道などの豪雪被害の聞き取りをもとに、内閣府、総務省、農水省、国土交通省に対して要請をしました。
紙智子、岩渕友両参院議員(災害対策本部副本部長)とともに要請。
「生活道路の除雪はいつになったらされるのか」「公共施設の除雪もされていない」「買い物にいけず気がめいり、精神疾患のある方や、認知症の方が心配」など、私が聞いてきた声を伝え、災害救助法が適用され、迅速な手立てが取られていれば被害が押さえられた事例はたくさんある。災害救助法の積極的適用を周知徹底して、いま救助を必要とする方に手が届くように手だてを迅速にとることを求めました。
紙智子参院議員は、日高地方でとりわけ多くの積雪があり、農業用ハウスの倒壊もあることを示して、農水省へ実態把握とともに、支援を求めました。
岩渕友参院議員は、山形県で除雪作業による死傷者が多くなっていることなどを示しました。
道路除雪に関して、特別交付税措置のほか、市町村道の除雪補助制度が、これまで活用されてきました。今回も、普段あまり多くの雪が降らない地域での積雪であり、除雪に対する国の補助が必要です。昨日伺った金沢市でも、例年の約6倍の予算を使っているとのことでしたので、これまで行った除雪作業にも遡って、補助することができれば、市町村は今後の除雪に対しても前向きに行えると思います。同補助の実施を強く要請しました。
今日は、井上さとし参院議員、田村貴明衆院議員が福井県に入り、明日にかけて現地調査を行います。私も引き続き、各地の様子をつかみ、対応していきたいと思います。
(写真は、今日の要請と、昨日の現地調査の様子)
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