参院国際経済・外交調査会での、日ASEAN、日ロ関係等についての参考人質疑で武田議員が質問。
岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授の福永正明氏は、1月にインドが長距離ミサイル実験を成功させ、中国が射程距離に入ったことに触れ、これをあまりメディアが報じないというのは特別扱いを受けている。中国を牽制するためインドを重要視した国際社会が後押ししたと指摘。
武田議員は「日本とインドがこれから関係を築くか、今重要な局面」とし、日印原子力協定などについて質問。福永氏は、インドがNPT、核拡散防止条約に入らないままこういう条約を認めた、締結したということは非常に残念。日本は最低限こういう条件をクリアしなければ駄目だ、NPTなりCTBTなりに入る、全面的な査察を受けるということに結びつけてほしかったと述べました。
(スタッフ)