活動日誌

信州大学の学生が高学費の実態を持って国会に

信州大学の学生が、自分たちで集めた高学費の実態を持って、国会に来てくれました。

文科委員会に関わる議員さんや長野県関係議員さんに対して要望書とアンケートまとめを届けられました。

午後には文部科学省に行き、直接要請文書を手交。
文科省からは、昨日閣議決定したという奨学金拡充などの内容について説明がありましたが、「奨学金の拡充をする、学費減免の対象を広げるというけど、住民税非課税世帯とそれに準ずる家庭だけ」「お金のあるなしに左右されずに学べるように、というのであれば学費そのものを下げるべき」
と学生自身が訴えました。

文科省は学生の声として受け止めたと言い、まずは就学困難な学生からと説明。一方で、来年から学費値上げをする国立大学もあるため、今後学費値上げをすすめる大学がさらに広がることも否定できない現実について、やり取りしました。宮本岳志衆院議員が同席してくださいました。

学生のみなさん、自分たちの本当の思いを伝えて、答えも聞いて、何を感じられたでしょうか。学費の値下げを、給付制奨学金の拡充を。実現のためにがんばらないといけない。

→しんぶん赤旗記事「バイト掛け持ち 体壊した/給付奨学金・学費下げ 国会要請/民青信州大班」