活動日誌

福井県知事選挙告示 かねもと幸枝候補第一声に参加

福井県知事選挙が告示された。
本州で唯一原発が再稼働している福井県で、あまりに大きな意義のある選挙戦だ。

 対決構図は明瞭。現職知事と前の副知事、そして日本共産党のかねもと幸枝候補。現職と副知事経験者に「政策に大きな違いは見られない」と全国紙も報じる。であれば、現職と副知事経験者と、どちらが選ばれても、政治は変わらない。
 「政治を変えたい」と願う方は、かねもと幸枝候補に願いを託すしかない、わかりやすい選挙だ。

 かねもと候補は、消費税10%増税反対、憲法9条を守り抜き、原発ゼロ、国保の値下げ、医療や介護の充実などを縦横に語った。北陸新幹線の延伸に伴い、並行在来線の存続についても「市民の足」を守ると訴えた。

 原発を止めて、老朽原発など再稼働反対、原発ゼロを宣言するというかねもと候補。原発輸出も破たんするなど、ビジネスとして成り立たない原発にしがみつく理由はない。再生可能エネルギーの抜本的普及に進む決断は当然だ。

国保料の引き上げか、引き下げか。選ばれる知事の判断はたいへん責任の重いものがある。国保の都道府県化によって、機械的に計算すれば、7万円、8万円と値上がりする自治体も福井県内に多数。「福祉の増進」を自治体の役割と肝に銘じる知事が必要だ。