参議院国土交通委員会で質疑。千曲川の洪水とリニアについて取り上げました。
千曲川は決壊、越水し甚大な浸水被害となりました。私は「これまでの治水対策の検証」を求めて質問すると、赤羽一嘉国交相は「国直轄河川で決壊したすべての地点でこれまでの治水対策を検証しなければならない」と答弁。これは大事だったと思います。
新幹線車両基地は、地域では浸水する地域だからつくらないでほしいという声があったにも関わらず、2mの盛り土をして建設。面積3万5千㎡とすれば、7万立方メートル分、浸水をひどくしたのではないか、との指摘もされていることを紹介し、ここに車両基地をおくこと自身誤りだったのではないか!と質問。「ご意見は受け止める」との答弁で、正面から答えられませんでしたが、引き続き、国の治水対策そのものについて追及していきたいと思います。
リニア建設では、岐阜県の山口トンネル崩落事故について質問。現場の事前事後のボーリング調査の結果、検証に必要なデータを出すよう求めました。国交省は答弁のなかで「検証にデータは必要」といい、だったら出してくれと要求。JR 東海が出さないといっている理由に「地価が下がる」というが、下がった例はなく、確認すれば「データも公文書のあたる」というではないか!だったら提出を!と迫りました。「私もJRに聞いてみる」という趣旨だったか、赤羽大臣が答弁。
データなくして検証できないのだから、国が認可したんだから、国がデータをつかみ公表するよう、さらに追及したいと思います!