建交労中央労使協議会のみなさんとともに、国土交通省、厚生労働省に対する要請。トラック運送業のみなさん、適正運賃と、長時間労働是正という切実な願いです。たいへん、学ばせていただきました。
1990年に、いわゆる物流2法が改悪されて規制緩和の波に飲まれる形となったトラック運送業界は、新規参入が進み過当競争になり、運賃は下がるし、長時間労働、深夜勤務ともはや限界。
国土交通省は、適正運賃について、「確かに他の産業と比べて約20%賃金が低い」「しかし、いきなりあげるわけにはいかず、荷主である事業者とのコンセンサスが必要」であるとして、具体的な議論を避けました。
もちろん、コンセンサスは必要ですが、一方で労働者は過労で病気をしている状況、直ちに抜本的な運賃引き上げが求められます。