活動日誌

莫大な軍事費盛り込んだ19年度補正予算に反対

補正予算が昨日、成立。私は反対しました。
信濃毎日新聞にも記事が出ていましたが、台風19号災害を経験した長野だからこそ、長野県関係議員の態度が注目されたのです。

もちろん、補正予算のうち災害対応に関わるものは必要で、これだけなら賛成できます。日本共産党も反対討論で述べた通りです。
しかし、反対の態度をとったのは、補正予算に多額の軍事費が含まれていること。すでに発注済みの兵器購入費を、来年度予算に入れるのではなく前倒し。後年度負担も膨らんで、将来の財政を圧迫します。
補正予算は、「特に緊要なもの」に限られるという財政法に反しているのです。

私が許せないのは、こうした兵器購入の予算を「緊要なもの」であるとする理由に、昨年の一連の災害を挙げることです。自衛隊の派遣が増えたと。
軍事費をつけるために災害を持ち出すのはやめていただきたい。

そんなお金があるなら、医療や介護の負担軽減や、被災者生活再建支援法の最大500万円への拡充、こういうところに予算をつけなさい。