いよいよ、臨時国会開会。日本学術会議の問題、コロナ対策、核兵器禁止条約への参加など、正さなければならない課題は山積み。
所信表明演説で菅首相は、「私が目指す社会像は、自助、共助、公助そして絆です」とはっきり述べました。「自分でできることはまず、自分でやってみる。そして、家族、地域で互いに助け合う。その上で政府がセーフティネットでお守りする」と。
自己責任論が蔓延するなか自助、共助を説き、多くの方が仕事を失い、あるいは体調を崩し、暮らしを脅かされている現実を、あまりにも知らなさすぎる。これが、菅政権の目指している社会。「国民から信頼される政府を目指します」などと、よく言えたものだ。
論戦は、28日の衆議院の本会議からスタート。野党で力を合わせてたたかう。