活動日誌

南知多町で太陽光発電施設の乱開発現場を視察、国政・町政報告会

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愛知県南知多町で、国政、町政報告会に参加。
この1ヶ月で、南知多町では太陽光発電施設の設置が乱開発ではないかと大問題になり、急遽、報告会の前に現場も視察。内田保町議に案内いただきました。
 
この事業の問題点は、事業一つ一つを9.9kw以下のものに切り分け、環境影響評価をはじめ、様々な法規制を逃れようとしていること。よく、メガソーラーなどの規模の大きいものでアセス逃れをしようとする事業計画は聞くけども、こんな小規模に切り分け計画するとは驚きです。
 
工事も雑で、切った山の木を田んぼに積み上げただけ。
私は土地の利用を許した覚えがないが、工事は私の土地にも及んでいるのではないかと指摘している方もいるそうで、事業者の姿勢が問われる現場です。
 
国政・町政報告会は、「コロナ対策や憲法を守る参院選に」という話もし、核兵器禁止条約に批准すべき、町議会でも意見書あげるために頑張ろうと話はありましたが、中心は太陽光発電について。それだけ、ふるさとの山を削られた、木を切られた怒りが強いと感じています。
 
私は、環境を守ったり住民合意のない事業が各地で問題になる背景に、法整備が十分ではないこともあると思いますが、やはり住民の声と運動が非常に重要であることをお話ししました。長野県の霧ヶ峰メガソーラー計画撤回、上田市の太陽光ガイドラインと後の条例制定などを紹介しながら、住民の運動があってこそ、自治体条例もできてきた、太陽光もアセス対象になったと激励させていただきました。
 
利潤第一で、石炭火力を続けたり、利潤第一で乱開発をゴリ押しするようなことではいけない。まさに日本共産党が出番の問題です。
内田町議も、「内海地域の町議の間で話し合い、法令遵守、事業者に説明を求めることで一致している」との報告もあり、日本共産党が草の根で頑張っている姿に私も励まされました。