活動日誌

沖縄連帯行動(12月9日、10日)①

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 12月9日、10日の2日間、沖縄県を訪ね、辺野古の新基地建設阻止と一連の政治闘争に勝利するために、活動をしてきました。赤旗でも報道されましたが、いわぶち友、いせだ良子、春名なおあき各参院比例予定候補のみなさん、またしばたまさこ福岡選挙区予定候補、大河原としたか京都選挙区予定候補もごいっしょしました。

 

 主な日程は、●嘉手納基地、普天間基地の視察、●名護市のキャンプシュワブゲート前の座り込み、東村高江のヘリパッドの座り込みに参加激励、●来年1月17日告示、24日投開票の宜野湾市長選挙のシムラ恵一郎・総決起大会に参加し、ともに決意を固めること。

 

 私は、沖縄県に行くのは2回目です。1度目は大学を卒業するときに、卒業旅行で行きました。もう13年前ですし、そのときは案内してくださる方がいたわけではないので、普天間基地を外から眺め、町を歩く米兵を見ただけでした。今回は、中村重一北谷町議や赤嶺政賢衆議院議員にも解説いただきましたし、何より、13年前とは全く違う、情勢の大きな変化がありましたので、一から学ぶつもりで沖縄に行ってきました。

 

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嘉手納町の地図。見えないけど赤い点線が嘉手納町。83%が基地

嘉手納町の地図。見えないけど赤い点線が嘉手納町。83%が基地

 嘉手納基地には、F15戦闘機が54機も配備、近くに約20万トンもいれていると言われる弾薬庫。何と巨大な基地か、と見学をしていると、まさにそのF15戦闘機がゴーゴー音を立てて飛んでいきます。どうも、一度タッチアンドゴーを行ったようで、強烈な爆音を聞きました。驚いていると、対潜水艦用の戦闘機というのが飛び、またF15が3機飛び、続けて輸送機まで飛んでいきます。春名さんは「戦場やな」と一言。

普天間基地を視察していた際には、オスプレイ2機が私たちの真上を飛んでいきました。当たり前ですが、市街地の真上を急旋回して、固定翼モードからヘリモードに変換しながら(このときに事故が起こりやすい)、普天間基地に着陸していました。中村北谷町議は「昨日はもっと飛んでいた。私の自宅の真上も飛んでいる(動画を見ると、私たちが見たものよりもっと近い)。土日は飛ばないが、観光客が沖縄に来ているときは飛ばないが、平日はいつもこうだ」と話されていました。

こういう基地に、思いやり予算をだして、1つ4億円する戦闘機の格納庫を多数つくったり、米兵の住宅をつくったり。しかし、沖縄国際大学への墜落事故のように、いざというときは国民を排除し、移設といいながら基地強化を押し付ける。この米軍とそれを支える日本政府は何なのか。

 

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座り込みに参加!

座り込みに参加!

 沖縄は、日本政府、米軍と真正面からたたかっています。辺野古新基地建設阻止のための座り込みは、沖縄のみなさんの誇りをかけた勝利への決意を肌で感じるものでした。日本中が連帯して、必ず勝利しなければなりません。

この日、座り込みは522日目に!

この日、座り込みは522日目に!

 私たちがゲート前に行ったのは10日の午前10時ころ。この日の朝も6時頃から座り込みをしていたそうですが、機動隊に排除され、工事車両の搬入を許してしまったそうです。そこで、私たちの行った際の座り込みは、今度は車両を出さない座りこみとなっているとのことでした。ゲート前は、鉄策を挟んで、基地側では民間警備会社が「テントを撤去しなさい」とマイクで叫び、こちら側では市民が整然とそれぞれの思いをスピーチしている。ただならぬ雰囲気でした。

 しかし、市民の行動は非暴力が貫かれ、「トイレやコンビニに行きたい人は送迎者を出しますよ」というプラカードを持った案内係の方がいるなど、整然とした素晴らしいものでした。私たち日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員や参院比例予定候補が行っても、歓迎ムード。連帯のあいさつをすることができました。

 それぞれの方が思いを訴えますが、「辺野古の新基地建設を阻止する。これは沖縄県民の権利である」と、堂々と自分たちの正当性を訴えられていたことは印象的でした。