去る7月20日、私は石川県小松基地へ。嘉手納飛行場からの訓練移転(共同訓練)の中止を求める申し入れに参加してきました。平和委員会の石川県事務局長・山野健治さん、「米軍来るな!」市民連絡会の代表委員・東洋子さん、日本共産党の佐藤正幸県議、橋本米子小松市議らと申し入れを行いました。
今回の申し入れは、米軍再編に関わって、嘉手納基地から小松基地への訓練移転(共同訓練)として、7月25日(月)~7月29日(金)の間、米軍第18航空団(嘉手納)と、航空自衛隊第6航空団(小松)、中部航空警戒管制団(入間)が、戦闘機戦闘訓練を、小松基地で行うと、防衛省が7月13日に発表したことを受けて行われました。使われる戦闘機はF-15とのことで、実際の戦争で爆弾を落としているもので、まさに他国を攻撃するための訓練です。
住民のみなさんの騒音被害への苦情も増えており、米兵が小松市にくることへの不安の声が上がっています。
実は、小松基地には宮崎県の新田原基地から、今年の6月に「飛行教導群」10機が移転してきており、「戦闘機の爆音が増えた」「うるさい」という苦情が増えていると言います。しかも、今回の訓練で小松市へ来るのは、他でもない嘉手納基地所属の米兵です。沖縄での痛ましい事件の直後であり、住民のみなさんから不安の声があります。訓練期間中の米兵の外出も「やめなさいとは言えない」といって認められているとのこと。「防衛局の者が2人1組で巡回する」「これまでの訓練でも問題はない」と話しますが、反省や綱紀粛正をもとめても繰り返されてきたのが米兵・米軍属による事件であり、「今回はもっと強く、外出は控えよと要請するくらい当然ではないか」と住民のみなさんから声があがったのも当然だと思います。
今回の要請は、参議院選挙後、市民のみなさんの声をともに届ける最初の活動となりました。他にも、リニア建設、子どもの貧困、介護保険、消費税、所得税法などなど、解決してほしい問題はたくさんあるとの声をいただいています。
これからが本番。市民が立ち上がれば政治を動かせる。このことに確信をもって、頑張りたいと思います。