活動日誌

名古屋港大気汚染問題、ヒアリ問題で、国土交通省、環境省からレクチャー

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名古屋港に関わって、先日視察・調査させていただいた大気汚染問題、またヒアリの問題で、国土交通省、環境省からレクチャー。本村伸子衆院議員、山口清明、高橋ゆうすけ両名古屋市議とごいっしょしました。

名古屋市南部では名古屋港も大きな要因となる大気汚染。「人の健康影響があるかどうかが環境基準の基本的な考え方」「一般に人の居住しない臨港地区は、環境基準評価の対象外」という環境省の基本的姿勢が問われました。

名古屋港は歴史的にも臨港地区に住民があり、最近もマンションが建ったり、観光施設もできています。政府自身が港に人を呼び込む姿勢をとるもとで、対応が求められることは明らかです。

ヒアリ対策については、たびたび感じますが、環境省の体制の弱さ、人の少なさを感じます。ヒアリが見付かったと報道されて以降、地方事務所に「これはヒアリか」との問い合わせが次々寄せられ、たいへんな疲弊だったとのこと。専門的な知見はもちろん、現場で対応できる体制も必要です。

名古屋港の独自の問題は、名古屋港は4市1村(名古屋市、東海市、知多市、弥富市、飛島村)にまたがり、一部管理組合をつくって港湾管理していること。しかし、市や町のように何でもできる訳ではないという法的事情もあり、対応が困難になっているといいます。

課題は残されています。今後の対応を引き続き求めます。