ずっと現地を見て欲しいと要望が寄せられていました、三重県鳥羽市に計画されているメガソーラー発電計画の現地視察へ行ってきました。
島津幸広・前衆議院議員、岡野恵美・県議、中川民英・参院選三重県選挙区予定候補とともに、戸上健市議に案内していただきました。
この計画は、総面積19.9ha、切り土量77万m3、太陽光パネルを約5万枚並べるため、木を伐り、山を削り、谷を埋めるというもの。地域住民の方は、今年5月に計画を知り、驚いたとのことでした。景観を壊す、災害の危険が増す、希少種への影響などを心配する数々の声をお聞きしました。
鳥羽の景観、観光にも多大な影響ありと、地元町内会が揃って反対。市長も再エネの普及は当然だが、景観を壊してまですすめるべきなのか、とお話をいただきました。
各地でこうした問題が起きています。どこでも言われるのは、「何とかやめさせることはできないのか？」ということ。
事業を始める前に、その土地に太陽光発電施設を作らないことを含めた複数案の検討を、十分な情報公開と、住民参加の議論のもと、どういう事業をすすめるべきかを検討できる環境アセスである必要があると考えます。
少なくとも、住民合意はまだありません。FIT 制度の検討も含め、さらに追及していきたいと思います。
