活動日誌

除染汚染土再利用の実態を国会報告せよ 環境委員会で質問

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本日の参議院環境委員会で質問。
除染土壌の再生利用問題を取り上げました。

「仮置き場から中間貯蔵施設へ持っていくのではなかったのか」ー約束と違うという住民のみなさんの思いをぶつけようと質問。依然、国会にいらっしゃったみなさんとの懇談が生きました。

環境省は、中間貯蔵施設に移してから30年以内に県外へ、最終処分へとの法律の定めをやり遂げる見込みがなく、最終処分量を減らすため再生利用をすすめています。
安全性の確認のためと称して、道路の路床に汚染された除染土を埋めようとした二本松市の実証事業は、地元住民のみなさんの反対の声を受け、環境省は「再検討」を表明、いまは実証事業は止まっています。

かの事業そのものが大問題ですが、もう一つ許せないのは、これだけ地元で紛糾していた問題を、環境省は国会に報告しませんでした。
これは、中間貯蔵施設に関わる法律の附帯決議に基づき、例年わが環境委員会に報告されるものですが、昨年の報告に、この地元住民の声が記載されていなかったのです。
国民世論の封殺か!

環境大臣は「私は報告すべきだと思う」と答弁。今年の報告のあり方についても今後検討となりました。
再生利用については、メディアでも一定取り上げられていますが、国会への報告はさすがに知られていません。
公で質問でき、広げていきたいと思います。

一つ一つの問題が、政治をかえるたたかいなんだと、改めて実感させられた質疑となりました。

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