活動日誌

長野県諏訪市の四賀ソーラー現地調査

地域

行動

テーマ

メガソーラー建設が計画されている長野県諏訪市の四賀ソーラー。霧ヶ峰の少し下といいましょうか、諏訪湖の東側の山に、木々を伐採し大規模にソーラーパネルを並べるもの。太陽光発電は普及させて然るべきですが、自然を壊し災害のリスクを高めると現地で反対の声が広がるものをすすめてよいはずがありません。今日は現地視察です。
 伊藤まさあきら市議、お世話になりました!
もうり栄子県議もご一緒でした!ありがとうございました。

 実は、2年前に国会で取り上げた問題です。しかし、この2年の間に計画が変更され、発生する残土を予定地内で置くのではなく、近くの採石場へ持っていき、原況回復のために埋めるのだそう。そこで2ヶ所の採石場を視察です。

この辺りは鉄平石といって、火山活動でできた瓦のような平らな石がとれるところで、100年ほどの歴史があるとか。最近では家の装飾に、壁につかったり床につかったりするそうです。
採石した山を、元に戻す責任が事業者にはあり、そのためにメガソーラー建設によって発生する残土を受け入れるという構図。

 採石した後の石の崖となった山で、ここを土で埋めて危なくないのか?
その施工者は?
土の積み方、固め方は?
災害につながらないのか、その場合の責任はどうなるのか…。
現地で様々な疑問を鮮明にしてきました。

 米沢地区Looop ソーラー対策協議会の方から、本計画の問題点、(また別の長野県佐久穂町でのメガソーラー計画について)ご意見をいただきました。

 残土問題の他、計画予定地内には、貴重な湿地がありますが、パネルを並べることで、地下水ふくめ水のながれが 変わることで湿地が保全できるのかとの指摘。
 また署名を5万筆以上の署名が集められた運動など、国会でぶつけたい運動でした。

国会に帰って深め、質疑に活かしたいと思います。