活動日誌

東電支援のためのJERA海外石炭燃料トレーディング事業やめよと質問

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参議院環境委員会で、初めて小泉進次郎環境大臣との論戦に初めて臨みました!

取り上げたのは、東電と中電が出資して作ったJERA社による燃料トレーディング事業。

JERA は、横須賀はじめ日本国内の石炭火力発電所を動かすのみならず、海外での石炭やLNG調達と供給を手掛ける燃料トレーディング事業を行い利益をあげています。
実際に行われている燃料トレーディング事業は、海外での採掘権益を複数買い、大規模な供給体制を整え、中東など日本やヨーロッパ外に対しても供給し、当然そこで燃やされCO2を排出するサイクルを回すなかで利益をあげています。

私が指摘したのは、大きく2つ。
①JERA が、石炭取引を拡大したのは、フランスが脱石炭を明確にするなかでフランス電力公社が石炭事業を手離したからです。パリ協定の流れを受けて石炭を手離したフランスから、石炭を買って利益をあげる。まさに、世界の石炭を燃やしつくす国が日本だと言わなければなりません。

②なぜ利益を追及するかと言えば、東電に稼がさないと、原発事故の賠償や廃炉ができないのだと、国が後押しをしているからです。

小泉大臣は、トレーディング事業について「問題を認識した」と述べ、原発事故からの賠償や廃炉との関係では、所管外という立場からの答弁でした。
予算委員会での質疑だったら、経済産業大臣などにも質問できるので、もっと面白いやり取りができただろうなと思いました。

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