活動日誌

福岡・大分・熊本の豪雨被害を視察―参院国土交通委員会

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8月31日、参院国土交通委員会の視察に参加。久留米市、天ヶ瀬温泉、杖立温泉、久大本線の被災現場を回りました。

久留米市では排水しても筑後川自身の問題が。根本的な治水対策を考えなければならない時期にきているとの大久保勉市長のお話。
天ヶ瀬町でも原田啓介日田市長から「当面する河川整備と、山の手入れ、植生の見直しも含めた治山も必要だと考えている」とのお話がありました。

天ヶ瀬温泉では、河川の拡幅をするなら立ち退いてもよいという地域の方がいるだとか、また建物は2階まで水に使ってもよいように高床式にすることを考えているなどのお話も。

杖立温泉には渡邉誠次小国町長も。「支流から水が集まる地形。川の増水も問題だが、夕立ちでも山からの土砂流出が発生して、家屋への被害が問題になっている」とのお話。これまでもあったが気候変動による雨量の増加か、ここ数年は酷いということ。課題は次々現れる。

JR 久大本線はいまだ不通区間が残る。代替バスは約100名が利用されているとの説明。同行いただいた村上九州地方整備局長は「通勤通学や観光に大打撃。早く鉄路で復旧しないといけない」と話されていた。

一日限りの日程、もっと時間をとってお話を聞かなければならないところ。今後も引き続き、実情をつかみたい。