活動日誌

豪雪被害の支援急ぎ、車両立ち往生で国の対応検証を―参院災害特理事懇

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参議院災害対策特別委員会、理事懇談会で質疑しました。
 
まず驚いたのは年末年始に発生した、関越道や北陸道に関する国土交通省の対応!
関越道の際には、並行する国道で通行止めが発生していたためNEXCOに対して「通行止めを待ってほしい」と要請、通行止めは見送られ、結果約3日にも及ぶ立ち往生が発生しました。
許せなかったのは、その事実は認めながら、結果としてNEXCO が判断を迷ったなどと述べたこと!国土交通省の主体的な、判断が適切だったのかとの評価がされていないと指摘しました。
 
3年前の北陸地方の豪雪の教訓はいかされているのか、最大の問題です。
3年前、金沢市では生活道路の除雪が遅れ、約2週間家から一歩も出られずデイサービスや食材の配達も止まるなか、命の危険にさらされた高齢者の方がありました。同じような事態がないか実態を把握しなければなりません。
地方議員のみなさんや地元紙をみると、「人工透析のための通院ができず職員が迎えに奔走」「デイサービスに行けず心配」などの声があります。感染道路とともに生活道路の除雪体制まで確立しなければなりません。
 
富山からは農業用パイプハウスの倒壊の事例と撤去、再建の支援を求める声があり早速追及。
最善の支援をと農水省の担当者は述べましたが、平成25年の支援以来、園芸共済加入にも力を入れ、国の1/2負担もしてきた。被害実態を引き続きつかむことと、共済でどこまで支援できるかを見極めるということが農水省の答えでした。共済は掛け金から加入が進まないことが課題になっており、加入していない方への支援はどうなるのか。加入していても支援が行き届くのか。たいへん疑問のあるものです。実態を集め、支援を求めていかなければなりません。