活動日誌

除雪の困難、農業被害など、上越市の豪雪被害を視察

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新潟県上越市。ところによって4mを超える積雪があった今回の豪雪。中ノ俣集落へうかがうとやっと借りることができたユンボを使って屋根雪を下ろしているところでした。屋根雪が垂れ下がり軒にかかったままだと春先に軒先が壊れる原因になるということで、まだまだ作業は続きます。
 
集落の真ん中の通りは、地元業者の仕事のおかげで連日の積雪の間も少しずつ除雪が進んでいましたが、そこから一本入る道は手付かずの道路もあります。この集落では、除雪中の事故の注意を呼びかけ、外出しないようにとの声かけがなされていましたが、1人の方が自分の家の前くらいは自分でと除雪に出て屋根から落ちた雪で亡くなってしまう事故があったそうです。ご冥福を、お祈り申し上げます。「人に迷惑かけちゃいけないという性分の方だった」と集落のみなさん。
「35年ぶり(昭和61年以来)の大雪」と口をそろえて話されるみなさん。
みんな年をとった。高齢者ばかり35世帯50人くらいの集落で、本当にたいへんだとのお話。雪国のいまを見た思いです。
 
農業被害の現場も案内いただきました。パイプハウス、農業用機械の資材置き場も雪で押し潰されています。
「共済に入っている人は少ない。私は入っていたが、保証の対象にならない火災保険だった。総合保険に入っている人は、1割いないんじゃないかと思いますよ」との指摘。
菅首相は、昨日の演説で「災害発生時には万全の対策を講じる」とのべた。ならば、実績のある撤去10/10、修繕等9/10の支援を行え。
 
気になること、国に働きかけることはたくさんあります。除雪機械の手配、歩道の除雪、農業用パイプハウスの被害への支援、自治体への除雪費補助、特別交付税の支給で自治体が財政を心配することなく必要な対応ができるやうにすること。
さっそく国会へ戻り対応をします。