活動日誌

高校の通級、実情把握と教員の増員を—決算委で質問

 26日の決算委員会で、特別支援教育について質問しました。発達障がいの子どもたち、いわゆるグレーゾーンの子どもたちが増えていると言われますが、教育現場は…。
 
   高校での通級は2018年から始まっています。知らない方も多いのではないでしょうか。
現状を聞くと、「すべての都道府県で実施されている」とはいうものの、何校あるのか、何学級あるのかは「始まったばかりでわからない」と意味不明の答弁。せっかく始まった高校の通級の実情についてまず、把握するよう求めました。
 
 私は、通級による指導が必要と判断されながら「指導体制が整わず通えなかった生徒」が多数いることを文科省の資料から明らかにして、「教員を増やすべきではないか」と萩生田大臣に質問。
   大臣は「高等学校での加配を始めている」「増やすべき」と答弁しました。が、現状は体制がなくて通級に通えないのであり、高校通級提言には、国の役割として教員の加配が指摘されていることを紹介し、個別指導やチームティーチングなど現場の声をよく聞いた上で加配すべきだ」と求めました。