リニア坂島トンネル(長野県豊丘村)での崩落事故を受けて、JR東海からの説明を求めて、飯田市にある工事事務所へ。
私「岐阜県瀬戸トンネルでの事故後、工事を一時中断して安全を確認したはずが事故が発生した」
JR「国の肌落ち防止ガイドラインが徹底されていたことを確認している」
私「ではなぜ事故が発生したのか」
JR「原因究明をしているところ」
私「事故の起こった坂島トンネル以外では工事が再開している」
JR「安全推進協議会というものを立ち上げていく」
私「原因究明も済んでいないのに、安全は推進できない」
しかも、原因究明は第三者が行うのではなく、JRと清水建設などJVが行うといいます。
現場付近では、坂本南木曽町議から、花崗岩の地盤だがところどころ変成岩があるとの指摘。「どれだけ先進ボーリングで調査を丁寧にしていたか、資料を明らかにされることが必要」と。
JRに対して、ガイドラインに基づく肌落ち防止計画や、事前の地盤調査、先進ボーリングの結果を示すようにもとめてきました。安全の確保できない工事はやめるべきです。