活動日誌

岐阜県中津川市でリニア新駅予定地、残土置き場を視察し、住民の方々と懇談

岐阜県中津川市でリニア新駅予定地、残土置き場を視察。住民の方と懇談をさせていただきました。本村伸子衆院議員、中川ゆう子県会議員とご一緒です。
 
リニア新駅は、現在のJR美乃坂本駅近くに建設が進められようとしていますが、持ち上がっている課題は、踏切をなくすな!です。
 
リニア新駅は、区画整理を伴い実施されるもの。
現在の県道など駅周辺がガラリと代わり、
駅前商店街や近所を繋ぐ生活道路にある踏切がなくなれば、新駅が街を分断することに。
 
また、処分先も決められずにトンネル工事を始めているリニア。
やはり、残土をどこに持っていくのかが大問題。
熱海土石流災害もあり、国民的関心です。
 
案内いただいた残土置き場予定地は農業用ため池。
ため池の上流部分の土地に、要対策土(有害物質を含んだ土)も含めておくと言います。
しかも、保管方法は二重遮水シートと言って、シートで覆えば有害物質が出てこないでしょう、というもの。
本当に有害物質は染み出さないのか、農業用水が汚染されないのかという不安は当然です。
 
懇談会では、瀬戸トンネルでの死亡事故について、岐阜県の地盤委員会などの検証結果から、行うべきロックボルトを打っていなかったことなどが明らかとなり、ただの「肌落ち」(切羽面の崩れ落ち)だけではないようです。JRの責任が問われます