活動日誌

共謀罪の強行採決に断固抗議! 廃止をめざします!

 共謀罪法案の強行採決は「中間報告」という与党による審議拒否によって行われました。野党は、文字通り夜を徹した論戦で対決しましたが、与党は数の力で押し切りました。実に悔しい瞬間でした。しかし、憲法違反の立法です。特定秘密保護法も、戦争法も、共謀罪も、全部まとめて廃止にしましょう。

 なぜ与党は、ここまで急いで強行採決したのか。端的に言って、加計学園問題をこれ以上追求されたくなかったからです。ただ、共謀罪だけはどうしても通したかった。だからこその強行採決であり、追い込まれているのは安倍政権の側だということは、はっきりしました。

 強行採決のその日に、加計学園疑惑にかかる「総理のご意向」文書の再調査結果を文科省が発表したことは、私には強行採決を覆い隠し、加計疑惑のみそぎをしているようにしか見えませんでした。事実上の閉会日である6月16日金曜日の予算委員会の開会もそうです。しかし、この予算委員会で、「総理のご意向」で公正であるべき行政が歪められ、今治に獣医学部新設の道が敷かれたことは、いよいよ疑いようのない事態になりました。国民の疑念はより深まり、確信になりつつあるのではないでしょうか。

 閉会中でも、委員会を開会することはできるのですから、国会は徹底して疑惑を解明すべきです。そして国民の何よりの回答は選挙です。目前に迫った東京都議選で、自民・公明に審判を下し、日本共産党の躍進へ!総選挙で安倍政権打倒!全力でがんばります。