長野市にあります信州大学工学部内で明日まで開催されている地域再生可能エネルギー国際会議2017に参加。基調講演までお聞きしました。ドイツ、日本のスピーカーが報告し、各セッションが持たれるそうです。
開会セレモニーでは、阿部長野県知事や信大学長とともに、ドイツ連邦環境省政策担当のジェシカ・ズプリーさん、フライブルク市長のディーター・ザロモンさんがスピーチ。
パリ協定が結ばれ、世界共通の課題にいかにむかうかはもちろん、ドイツでの再生可能エネルギーの普及について紹介もありました。
基調講演は、ピーター・ヘニケ教授(ヴッパタール気候・環境・エネルギー研究所シニアアドバイザー)から、「再生可能エネルギー及び省エネルギーを巡るドイツ及び世界の動向」と題して講演。
パリ協定を履行し、目標を達成していくなら、ベースロード電源は持たないことになる。様々なエネルギーのオプションを持つのだというお話もあり、原発や石炭火力をベースロード電源とする日本政府の現状を思い浮かべました。
再生可能エネルギーの広げるには、経済発展の面でのバランスも大切、また計画的に地域でエネルギー循環をさせる市民参加も必要だとのお話は興味深い話でした。
引き続き、学んでいきたいと思えたよい機会となりました!