長野県大鹿村で、リニア建設に関する住民懇談会。
いま残土置き場が大問題。場所も決まらず、とにかく堀り続けている。「汚染された土はないのか」「沢を埋めるのは危険ではないか」など不安があり、候補地としていたところも受け入れできなくなっている。
大鹿村には鳶ヶ巣崩壊地というものがある。地元の方が子どものとき、土砂崩れが発生して小渋川が埋まり、田んぼも埋もれていた光景があったそうだが、その崩壊地の一番下、小渋川の河川敷辺りでしょうか、安定化のための工事をするために、残土を使う計画があるという。
崩壊地はかなり広く崩れたあとがある。
村は、崩壊地の安定化のために、昭和39年から植林するなどの事業を続けているそうだが、まだ終わらない。
そんな大規模な崩壊地、その工事でどれだけの効果があるのだろうか?さらに被害を広げることはないのか?
残土の置き場がないなら工事はやめよ!
当然の声だ。