三重県紀宝町の土砂災害の現場へ、山本りか県議、中川たみひで衆院4区候補、原章三町議とともに向かいました。
三重県南部はとりわけ雨の多い地域であり、今年も9月末、1日120mmを超える雨を観測し、土砂崩れが発生してしまいました。先日の台風14号でも、さらに土砂崩れが発生。幸い、人的被害はありませんでしたが、土砂崩れにあった女性宅は、土砂に押されて土台が2mほどズレている、まさに全壊状態でした。
女性はお一人暮らし、いまはご近所さんでもある日本共産党原町議の支援で仮住まいされているとのことですが、今後は町営住宅への入居も検討中。いずれにせよ、被災家屋と流れ込んだ土砂の撤去をしなければならない、どうしたものかと、肩を落としておられます。
台風14号による被害は、生活道路をふさぎ、農機具倉庫を破壊しましたが、人的にも、住宅も被害なし。しかし、土砂崩れが発生した場所は、県が近くの林道の路面にひび割れを発見し、水抜きなどの対策をはじめるなかでの発生だったとのこと。もろい地盤で、雨も多く、2011年紀伊半島大水害など歴史的に多くの被害のある地域であることを感じます。
町役場では、今回の災害は被災者生活再建支援法の適用にもならないが、町独自に見舞金10万円は支給されたことが紹介されました。
しかし、被災者の女性は、まだまだ先が見えない中であり、例え、直接の被災者は1名であっても、必要な支援を局面局面で実施していく必要があると、話し合いました。